たまごコラムcolumn

年に一度の、貴重な味わい。藤野屋の「大寒たまご」UPDATE. 2026.1.09

 

1年で最も寒さが厳しいとされる1月下旬。吐く息が白く、朝の空気が凛と張りつめる頃、暦のうえでは「大寒」を迎えます。日本にはウナギであれば「土用」、冬至には「かぼちゃ」など、季節の節目ごとに特別な意味を持つ食べ物がありますよね。

そして今回のコラムでお話したいのが、大寒の日に産まれる「大寒たまご」についてです。

古くから健康や幸運を願い、年のはじめに口にされてきたこのたまごには、季節とともに暮らしてきた日本人の知恵と祈りが込められているのです。

一体、どんな意味や想いが込められているのかをご紹介します。

 

 

そもそも「大寒」とは?

 

「大寒」とは、「二十四節気(にじゅうしせっき)」のひとつ。「立冬」や「夏至」など、春・夏・秋・冬と4つの季節を、さらに6つに細かく分け、合計24つの季節の節目を表す言葉にしたものです。日本人は古くからこの節目の日を境に日々の暮らしや行事、食生活を結び付け過ごしていました。

 

大寒は、例年1月20日頃にあたります。冬の最後を締めくくるこの時期は、寒さの底を感じる季節であるとともに、この日を境に少しずつ春が近づき始めるという節目の日のことを指します。日本では古くから、季節の移ろいを暮らしの中に取り入れ、食や行事と結びつけてきました。

 

 

冬の寒さのなかで生まれた、希少な味わいの「大寒たまご」

 

 

「大寒たまご」とは、その名のとおり「大寒の日に産まれたたまご」のことです。

昔から「大寒の日に産まれたたまごを食べると、その1年を健康に過ごせる」とか「金運に恵まれる」と言われ、縁起物としても重宝されてきました。さらにその歴史を紐解いてみると江戸時代以降、商家や武家の間で広まり、年のはじめの特別な食べ物として親しまれてきたそうです。

 

寒さが最も厳しい時期は、鶏たちにとっても決して楽な環境ではありません。そんななかで産まれたたまごは、鶏が自らの体を守り、命をつなぐために蓄えた栄養が凝縮されていると考えられてきました。

 

科学的な数値や根拠はありませんが、「厳しい冬を乗り越える、たくましさと力強さが詰まっている」という人々の思いが、「大寒たまご」を特別な存在にしてきたのではないでしょうか。

 

「大寒たまご」と日本人の暮らし

 

先ほども少し触れましたが、日本の食文化は季節と深く結びついてきました。旬の食材を味わうことはもちろん、「いつ、どのように食べるか」ということも大切にするなど、時代を経ても受け継がれているものも多いですよね。

 

「大寒たまご」もそのひとつ。単に栄養価が高いという点だけでなく、「新しい一年の無病息災を願う」という気持ちが込められています。

 

昔は冷蔵技術が発達していなかったため、たまごが貴重な食材とされていました。中でも大寒の時期に産まれたたまごは保存性が高いとされ、滋養のある食べ物として重宝されていたと言われています。

現代はいつでもどこでも、食べたいものが手に入る便利な時代。しかしその一方で、季節ごとの行事や食の意味、価値が薄れつつあります。だからこそ、改めて日本の食文化を「大寒たまご」で感じていただきたいですね。

 

 

 

藤野屋の直売所にも「大寒たまご」が登場します

 

藤野屋では毎年1月、大寒の日に産まれたたまごを直売所で数量限定販売しています(2026年は1月21日と22日を予定)。年に1度しか味わえない、まさに冬の風物詩ともいえるたまごです。

新鮮であることはもちろん、「大寒に産まれたたまごであること」に価値を見いだし、お客様にお届けしています。毎年この時期を楽しみに足を運んでくださる方も多く、「1年の始まりに欠かせない」「家族の健康を願うために、縁起物として必ず買う」という常連客さんもいらっしゃいます。

 

 

贈答にもオススメしたい、藤野屋の「平飼いたまご」

 

藤野屋の「大寒たまご」ラインナップの中でも、この機会にぜひご賞味いただきたいのが、「平飼いたまご」。直売所には、ほかのたまご同様、平飼いたまごの「大寒たまごバージョン」も並びます。

 

のびのびと育てられた鶏が産んだ、たくましさを感じる味

 

藤野屋_平飼い_作る人_01

 

「平飼い」とはケージに入れず、地面を自由に駆け回れる環境で育てる養鶏方法。鶏本来の習性になるべく近い環境で飼育するため、鶏がストレスなく健康的に育ち、たまごの味わいにも力強さと奥深さが生まれます。

 

藤野屋の平飼い養鶏は、鶏が飲む水も久住の清らかな名水に「BMW技術」と呼ばれる技法で精製された水を使用しています。また、栄養価の高い飼料や平飼い養鶏の土台となる「土」も自然の循環を活かした技術を取り入れ、こだわりのたまごづくりを行っています。

 

元気いっぱいに育った鶏が産んだ「平飼いたまご」は、黄身のコクと白身の弾力が特徴。毎日の食卓にはもちろん、安心・安全への配慮と、こだわりの飼育環境が伝わるはずです。

普段よりちょっぴり贅沢な味わいを楽しみたい方や、大切な人への贈答品としてもおすすめです。

 

 

食べることで、季節を感じる

 

今回は「大寒たまご」についてお話させていただきました。また、たまごは、はるか昔から日本人の食生活を支え親しまれてきた食材であることがお分かりいただけたと思います。

年に一度だけ味わえる特別なたまご、ぜひご賞味ください。

 

もちろん、大寒という節目にかかわらず、たまごづくりを通して藤野屋は、「安全・安心な食文化の意味」はもちろん、季節を味わうことの喜び、食を大切にする気持ちもお届けできたらと思っています。「たまご」を通して日本の食文化の素晴らしさも感じてくださいね。

 

 

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