たまごコラムcolumn

病気に負けない体をつくる! 【たまご】の栄養が免疫力を高め、強い体づくりに最適な理由UPDATE. 2022.1.25

 

 

たまご_免疫力_01

 

新型コロナウイルスをはじめ季節性の風邪やインフルエンザ、胃腸炎など冬は、とくに気をつけたい感染症が増える時期でもあります。

 

手洗いやうがい、マスク着用など自分自身で行える予防策は日常的にも行っている昨今ですが、できる限り病気になりにくい体をつくるということも、とても重要です。

 

そこでよく言われるのが「免疫力を高める」ということです。ウイルスや細菌に侵されにくい体をつくることは感染症だけでなく、さまざまな病気から自分を守るという点でも、ぜひ積極的に行うべきことですよね。

 

実はこの免疫力を高めるという点で、たまごはパワーを発揮する食材なんです。

今日は、たまごのチカラが免疫力upになぜ良いのか?をお話しします。

 

 

そもそも免疫力とはなにか

 

よく「免疫力が高い人は病気しにくい」とか「免疫力が下がると体調を崩しやすい」というようなことを耳にしますよね。

この「免疫力」とは一体何なのでしょうか?

 

免疫力とは、簡単に言うと細菌やウイルスなどの病原体から体を守るための自己防衛力のことを言います。

 

体に悪い影響を及ぼす細胞を、自らがもつ免疫細胞が働くことによって病気を防いだりする機能のことで私たちが生きていくうえでの「力」として、とても大切なものになります。

 

免疫力を高めるために重要なのは良い栄養・睡眠・運動

 

では「免疫力」を高めるためには、どうしたらよいのでしょうか?

 

とても基本的なことですが、免疫力を高めるためにはまず質の良い栄養・睡眠・運動の3つが不可欠です。そしてこの「栄養」という点において【たまご】は、よい働きをするといわれています。

 

 

【たまご】には免疫力を高めるうえで役立つ栄養素が豊富

 

コレステロール_藤野屋_01

 

これまでコラムで幾度となくご紹介したように、たまごは「ほぼ完全な栄養食」といわれるほど、体によい栄養素が豊富に含まれた食材です。

 

そのたくさんの栄養素のなかには、免疫力を高めるのに役立つ栄養素も多く含まれています。

 

たまごの栄養素は、ウイルスなどの「外敵」から体を守り、強い皮膚と粘膜をつくりだす

 

免疫力を高めるうえで栄養や睡眠、運動が大切であるのと同時に、病気のもととなる悪い菌たち(ウイルスや細菌)が体内に入るのを、なるべく防御できる体にする必要があります。

 

予防策として日々の手洗いやうがいも大切ですが、もうひとつ皮膚や粘膜が丈夫であることが大切です。

 

私たち人間の皮膚は、角質細胞が積み重なってできているのですが、皮膚や粘膜の「バリア機能」によって、悪い菌たちが体の中に入ることを防いでくれています。

 

つまり皮膚や粘膜を強くしておくことは、病気の侵入を遮断することになり、結果的に病気になりにくい状態をつくることにもつながるのです。

 

たまごに含まれる以下の栄養素は、皮膚や粘膜を強くするうえでとってもよい働きをします。

 

タンパク質・・・たまごには良質なタンパク質が豊富に含まれており、これは皮膚や粘膜をつくる大切な材料となります。

 

ビタミンA・・鼻やのどなどから侵入するウイルスや細菌をブロックする機能が高まります。

 

リン脂質レシチン・・・卵黄に含まれる成分。皮膚細胞の代謝を高める効果があります。

 

ビタミンB2・・・粘膜を保護したり、細胞の再生を促し助ける働きがあります。

 

【たまご】には「免疫細胞」を強化する栄養素もバッチリ含まれています

 

さらに、たまごの栄養素は皮膚や粘膜を強くするだけでなく、「免疫細胞」を高める働きももっています。

 

「免疫細胞」は、血液中の白血球に存在しており、ウイルスや細菌などが体内に入ってきたときに攻撃し、やっつける働きをもっているのですが、たまごには免疫細胞を高める必須アミノ酸やリン脂質レシチン、ビタミンB2、B6 、亜鉛などが豊富に含まれているのです。

 

ちなみにたまごに含まれている以下の栄養素が、とくに免疫細胞を強化する栄養素といわれています。

 

必須アミノ酸・・・タンパク質は「必須アミノ酸」という物質で構成されていますが、たまごには非常にバランスよく必須アミノ酸が含まれており、免疫細胞をつくるうえでの材料になります。

 

ビタミンB2 、B6、亜鉛・・・免疫細胞の合成を助ける働きを持っています。

 

免疫細胞が強くなることで、ウイルスや細菌が体に侵入しにくい状態をつくることができるだけでなく、もし侵入してきたとしても早く撃退できるような「丈夫な体」に導くことができます。たまごのパワーはあなどれないのです!

 

 

たまごのパワーを最大限に引き出すのは「たまご+野菜」の組み合わせ!

 

たまご_免疫力_03

 

免疫力を高めるという点において、たまごの栄養素を余すことなく発揮するためには、たまごだけを取り入れるのではなく、もうひとつポイントがあるのですが、それは野菜を一緒に摂るということです。

 

例えば

 

たまごのビタミンAは、βカロテンを多く含むカボチャニンジンほうれん草などと一緒に摂り入れると、相乗効果となりさらにウイルスや細菌が侵入するのを防いでくれます。

 

また、ピーマンブロッコリーに含まれるビタミンCは、皮膚や粘膜を強くするためのサポート役となったり、白血球の働きを活発にする働きをもっています。

 

たまごに野菜をプラスすることで、免疫力を高めるためのたまごのパワーがさらに引き出されるので、ぜひ意識的に摂り入れてほしいですね。

 

たまごと野菜を習慣的に摂り入れて、病気になりにくい体をつくりましょう

 

たまご_免疫力_04

 

たまごは、ウイルスや細菌に負けない免疫力の高い体を作るうえでとても大切であること、そして野菜を一緒に摂り入れることで、さらによい効果が得られるということをお話しさせていただきました。

 

毎日の食生活にたまごと野菜を摂り入れることを習慣化して、病気になりにくい体を作るとともに、食生活の改善にもつなげていただけたらと思います。

お問合せはこちらへ

藤野屋の商品に興味をお持ちの方はお気軽にご連絡ください